Nashville Travellers Rest

Nashviileのダウンタウンから南東に車で10分ほどのところにある旧家のお屋敷、1796年にオーナーであるJohn Overtonという人が土地を買い、屋敷を建てた。
史跡の看板があったので何気なく訪問したけど、このJohn OvertonはGeroge Washington・Andrew Jackson(テネシー州出身として初めての大統領、$20札の肖像となっている人。一方でNative American の強制移住法にサインした人)と交流があったそう。またこの土地自身、Native American (Mississippian)の遺跡などが発掘された場所だそうです。
当然ながら南北戦争(Battle of Nashville)を経験しており、なんと、この屋敷が南軍/ジョン・ベル・フッド将軍の司令部になったそう。いやぁ、つながるねぇ。フッド、間違いなくここ来ているねぇ、興奮するねぇ!クレージー・フッド、この時、Battle of Franklin後でかなりクレージーだったはず。
北軍の司令部となったBelmont、Bell Mead、北軍の砦となったFort NegleyとTravellers Restの位置関係を地図で見ながらBattle of Nashvilleを想像するととても興奮します。
なお、今回、無理やりNJRAの準会員にしてしまった2人の日本人の方に付き合ってもらいました。貴重な週末だったのに。。特に歴史に興味が無いI君には申し訳なかった。。
でも人と歴史の話をしながら史跡を訪問するのは楽しいね

入口は、ふつうの住宅街みたいなところにあった。

屋敷正面、よく見たらフランクリンのCarnton Houseとそっくりだ!!こういう家が当時流行っていたのかなぁ。1946年にJohn OvertonのGreat Grand Son(なに?ひ孫?)が売却するまでOverton家が住んでいた。

初代、John Overtonの肖像画。1789年にテネシーに移住、G WashingtonからSupervisor of Revenue(なに?)に指名されていた、と。

Andrew Jacksonの肖像画。J OvertonはA Jと交流があり、恐らく大統領になるにあたっても支援をしたんだろうなぁ。(ガイドはそうは言っていなかったけど)そもそもOvertonの土地も当時曖昧な位置づけのなか購入しており、A Jのインディアン強制移住法を絡めて考えると、そういう位置づけかな、と思ってしまう・・

ダイニング。南北戦争時は南軍の司令部となったが、南軍の将軍たちが多く招かれて食事したそう。恐らくフッド将軍もここで食事をしたのだろう。なお、フッドの配下でGeneral Nathan Bedford Forrestという人がいたそうだが、この人、後にKKKの創始者になるそうだ。
ちなみに、南北戦争時は、Johnの子供の世代でNashville陥落後、その息子は北軍に逮捕・収監されていたそう。

Native American (Mississippian)の遺跡、この土地から発掘されたものだそう。Native American についてはこれから深堀してゆくつもりだが、Mississippianは、チェロキー、チカカウ、スー族などよりもさらに古い世代のNative American と思われる。

今回の戦利品(お土産)。
お土産の品ぞろえはイマイチだったなぁ。。

大砲並べてみた。今後、史跡訪問するたびに大砲買おう。20台くらい並べたら壮観だろうなぁ